1点取られた、1点取った。同じ1点でもその価値が大きく
違う場合が野球においては多々あることだ。
例えば、20点リードでホームランを打つのと、1点という僅差
でのホームランの価値の違いは、野球をやらない人でもその
価値の違いは明白なハズだ。
ちょっと例えが大げさだったが、そんなことが多々ある。
今回は点の取られ方について書いてみたいと思う。
点を取られるのは、まぁ仕方のないことだ。仕方ないにしても
点の取られ方によっては大きく試合が動くことがある。この
点の取られ方を考えることでチームの勝率を上げてみたいと思う。
皆さんに伺ってみよう。これらの内で一番痛い点の取られ方は
どれだろうか??
1、ホームランを打たれて失点2、ヒットによる失点
3、投手の四死球がらみの失点
4、野手のエラーがらみの失点1でしょうか?それとも3ですか??
チーム事情であれこれあるかもしれませんが、僕は、1から痛くない
失点を並べたつもりです。つまり4が一番痛い。
1から順に説明していきましょう。
ホームランを打たれる。確かに点は取られるのですが、気分の転換
がしやすいのです。ランナーはいなくなりますし、相手が4番とか
であれば、当然だとも思えるからです。後のバッターの処理次第では
一番軽微な傷といえるでしょう。
ヒットによる失点は、ランナーが溜まる点で、ある意味ホームラン
より痛い。打線が打線として機能すると手がつけられなくなります
し、ランナーを絡めた攻撃は守備側にとって神経を遣います。
結果、次にお話しするエラーの確率も増えるでしょうし、ランナーが
溜まるというのは結構辛いものです。
投手の四死球はヒットより辛いというのは、投手の調子如何で
試合というものが大きく変化するからです。失点が重なってしまえ
ば、ピッチャーは不安になるものです。逆にいえば、四死球を出さない
、出した後も野手がフォローすることは、ヒットを打つ以上の好プレー
といえるでしょう。
最も痛いのが野手のエラーがらみの失点です。なにより士気が落ちる
のが痛い。エラーをしてヘラヘラしてる野手はよっぽどの大物に違い
ありません(笑)もちろん、相手側も弱点を突いてきます。ヤジや
狙いうちの的にされることも珍しくないでしょう。そこでエラーが重
なれば、もはや壊滅です。打席にまで影響を与えることになるでしょう。
失点が得点を邪魔するのです。
失点が痛い=心が折れる、と同義にとらえています。心が折れたら
それまでです。いかに心を折れないようにするか、いかに集中して
プレーするか。プロ、アマ問わず勝率を上げるための条件といえる
でしょう。
エラーしてもにこやかに♪
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